天使ブロック

この間、知的障がい者の方とお散歩に出かけていた時の話です。
街を歩いていると、点字ブロックの上にお店の旗が!

点字ブロックの障害1

​上記の写真を見るだけは分かりませんよね。
点字ブロックの上に何も乗っかっていません。
しかし、角度を変えてみるとどうでしょう。

点字ブロックの障害2

​点字ブロックの上に、お店の旗がかぶっています。
視覚障がい者の方が、点字ブロックの上を歩いていると突然! 風になびいた旗(布のような物)が顔に触れたらどうでしょう?
何だろうと、気持ち悪くて驚くはずです。

以前、同行援護の資格を取るため研修を受けた時、2人1組で街を歩きました。
私は目を閉じ、タオルで目も覆い歩道側に。
介助者役の方が車道側を歩いています。
すると突然、私の頭に縁側からはみ出た木の枝が当たりました!
介助者役の声(誘導)を頼りにしていても、道に危険物が落ちてなくても、空に枝が伸びて当たったり、写真のようにお店の旗や、または看板等がぶつかることはあるんです。
木の枝、とても痛かったのを今でも覚えています。
私は背が高いので、介助の方と目線が違って、枝に気づかなかったとのこと。
なので視覚障がい者の方は、前方から何かが当たらないように、つば付きの帽子を被ったり、眼球に物が刺さらないよう眼鏡をしています。

点字ブロックの障害3

​写真のように、お店の旗を点字ブロックの上にかぶらないようどかしました。
公道のルールを守って営業してほしいと思います。

お店の人の友人や、恋人、ご家族などに視覚障がい者の方がいたら、最初から点字ブロックの上に旗がかぶるような置き方はしないともいえるのですが。

2020年の東京パラリンピックには、視覚障がい者のアスリートたちもたくさん来られるでしょう。
あと3年をきりました。
少しずつでもこういった問題が改善されていくことを願います。

私は主に脳性まひの方の介助が中心ですが、時々、脊髄損傷・筋ジストロフィー・小児まひ・ALS・知的障がい者・自閉症・認知症の方の介助もさせていただくことがあります。
視覚の方は介助に入ったことはありませんが、ボランティアでのアテンドや、視覚の友人が何人かいるので、そのときに直接いろいろ教えていただいています。

よく駅で視覚の方に声をかけて、必要であれば目的地まで一緒に行くこともあります。
(ホームから転倒して骨折されたり、お亡くなりになる方々がいるため)

誰でも気持ちよく歩ける、天使のようなブロックになりますように✨



〜最新情報〜

短編映画『上にまいります』
初の東北地方にて上映決定‼️
ありがとうございます。

介護・福祉フェスティバルいしのまき

【福祉・介護フェスティバル2017 in いしのまき】で上映されます。
ぜひこの機会に見ていただけましたら幸いです。

11月11日(土) 午前10時〜午後3時
入場無料 @こもれびの降る丘 遊楽館



Instagramやっています!

インスタ紹介

フォローよろしくお願いします😄




※映画の上映、映像制作のご相談、堀河の講演依頼等、すべてのお問い合わせはこちらより
スタジオウーニッシュ



にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へ
にほんブログ村


スポンサーサイト

24時間テレビと、障がい者

先日の「障がい者スポーツ指導員(初級)」の研修のときに、なんと東京パラリンピック(1964年)のスタッフの方が講義をされました。某大学の名誉教授です。
その内容を少し紹介します。

障害物競走の《障害》にはどんな意味がありますか?

進行を妨げる余計で邪魔な物。

では、障害者の《障害》にはどんな意味があるでしょう?

邪魔な者(人)ですか?

戦前は障碍者という言葉を使っていた。
戦後《碍》は常用漢字に含まれず使えなくなり、別の字を当てはめることになったのです。
それが《害》

では《害》にはどんな意味がありますか?

害虫、公害、、、印象はよくないですよね。

近年、ようやく《害》が → 《がい》になりました。
戦後72年、大きな一歩だと感じています。

なるほど、と思いました。
これからどう進化するかですね。

地域によっては《障》もひらがなにしている所があります。
私の故郷、熊本では市が《障がい者》表記を広めていました。
手帳のことなどあるので《障害者》が → 《障がい者》へと表記が変わることは、法律上まだまだ難しいかもしれません。
こういった解釈や、見解もあることを知ってほしいです。

他にも障害者の《障害》は社会にある、と言う人も増えてきました。
しかし社会は厳しい場所ですから、障害=壁はあって当然です。
ハード面を工夫して、ソフト面の向上を図りたいですね。
心のバリアフリーです。
K・B・F!
但し、これは現代の解釈であり、戦中の障がい者は一部《穀潰し》と差別を受けてきたので、当て字とはいえ《害》の意味合いは当初、社会の側ではなく、本人の問題とされてきたのであろうと思われます。

一方、海外では障がい者を《Special》と呼ぶこともあるようです。

元々《障害者》は行政用語ともいわれています。
なので役人でなければ、その人のことを《障がい者》と呼ばず、きちんと名前で◯◯さん、△△くんと言うことです。

その研修であらためて学んだのは、何よりも大切なのは、思いやりのこころ
障がい者と接するとき、同情や哀れみを抱いてはいけない。

では「24時間テレビ」は、思いやりで制作されているでしょうか?
これには賛否両論あります。

障がい者に様々なチャレンジをさせて “感動ポルノ” と酷評されたり。
裏番組の「バリバラ」では、「24時間テレビ」に対抗するような内容も、昨年から放送され始めました。

私は家族に障がい者がいます。
障がい者の友人もたくさんいます。
重度障がい者訪問介護を始めて11年になります。

私の見解は「24時間テレビ」も「バリバラ」も、どちらも正しいと思います。否定はしません。

以前、私が担当させていただいた利用者さんに「24時間テレビ」から出演のオファーがきました。
利用者さんは自分のことを知ってもらうチャンスだと喜んでいました。しかし、番組のスタッフと打ち合わせしたら台本があり、自分の思いとは違うと出演を断りました。

「24時間テレビ」に出演されている方々は、そういう台本や、テレビ側の演出もある程度は納得して承諾の上、チャレンジされていると思います。

それに自分たちが、感動の材料となろうがそんなことは関係なく、社会に対して何かしらのメッセージを送り表現しているはず。

もちろん時間の都合、番組はいいところしか使わないし、チャレンジしている当事者の生活の細かいところまでは紹介しません。なので美談として誤解が生じたり、偽善だの言う人が多いような気がします。
ドキュメンタリーの要素をどこまで視聴者は求めるのか?

あくまで、チャリティという “TVショー” です。

それでも障がい者の友達がいない人や、障がい者と接する機会のない人は、この番組でしか障がい者を見ないと思うんです。
そういう視点で「24時間テレビ」を見ると、貴重な歴史ある番組かもしれませんよね。年に1度、障がい者がテレビに出れる数少ない機会なのですから。

それに募金の額は無視できない。施設等へ寄付された福祉車両は1万台を超えているそうです。
あくまでこの番組は、きっかけ
その上で「バリバラ」がやっているような障がい当事者主体の番組を見て、もっと知識を増やしたりすればいいだけ。
健常者の価値観で、感動の押し売りではなく(それに便乗して外野もネットで野次らず!)、今の時代にあった障がい者の価値観で少し軌道修正できたら、もっといい番組になると思います。

東京パラリンピックが開催される2020年、「24時間テレビ」は何を放送するのか? 今からとても楽しみなんです。

チャリティランナーに、障がい者が走ったり。
1人が無理ならチームを組んでリレー方式でもいいじゃないですか? 募集したら走りたい(もしくは歩きたい)当事者はたくさんいますよ。視覚の方が伴走してマラソンしてもいい。

それと、メインパーソナリティに車いすの人がいたら、こんなユニークで楽しい番組は他にないと思う。
そういう【共生社会】を連想させる番組に成長していってほしい。テレビにはそれだけの影響力、Powerがある、と信じています。

テレビっ子でしたから 笑

今年は¥540- 寄付させていただきました。

2017年24時間テレビ募金
「サライ」をダウンロード♪


私からの“元気玉” どこかで誰かの役にたったら嬉しかばい。
いち福祉従事者として。






〜最新情報〜

①短編映画『上にまいります』
  2017年、年内にチャリティ&バリアフリーDVD発売予定 💿

②短編映画『千里 翔べ』
  2018年、夏にチャリティ&バリアフリーDVD発売予定 💿

③新作短編映画『私のHERO』(仮題)
  2019年、春にクランクイン予定 🎬
  スポンサー&ボランティアスタッフ募集中


※ウーニッシュ作品の映画上映ご希望の方はこちらまで
お問い合わせ

料金参考
 映画『てるてる坊主と金魚姫』 (2009年.60分) ¥3万円〜
 短編映画『上にまいります』 (2012年.23分) ¥3万円〜
 短編映画『千里 翔べ』 (2015年.31分) ¥3万円〜 


堀河洋平(スタジオウーニッシュ)のInstagramやっています!
フォローよろしくお願いします😄



にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優へ
にほんブログ村



| NEXT≫

プロフィール

Seckie

Author:Seckie
生年月日:1978年12月25日
出身地:熊本県熊本市
学歴:日本映画学校・映像科
血液型:B型
愛称:セッキー

福祉・介助を題材とした
バリアフリー映画を
作っています。
スタジオウーニッシュ代表

— L i c e n s e —
● 介護福祉士
● ヘルパー2級
● 同行援護従業者 (一般)
● 重度訪問介護従業者
● 医療的ケア認定従業者
● 福祉用具専門相談員
● 上級救命技能
● 認知症サポーター

リンク
『千里 翔べ』の健吾くん
『上にまいります』予告篇
『上にまいります』特報
『上にまいります』スポット
『上にまいります』主題歌MV
『上にまいります』メイキング①
『上にまいります』メイキング②
『上にまいります』メイキング③
『上にまいります』完成試写 - 前半
『上にまいります』完成試写 - 後半
『上にまいります』打ち上げ
『上にまいります』ミニライブ
『上にまいります』絵コンテ
『上にまいります』未公開映像
『てるてる坊主と金魚姫』主題歌MV
『てるてる坊主と金魚姫』予告篇
人気ブログランキング
応援クリックありがとう
人気ブログランキングへ
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

Arigato Counter
Twitter
フェイスブック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QR code
QR